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増毛のえび

北海道増毛町は、暑寒別岳と雄冬海岸という名峰と海岸美に抱かれた町。この雄大な自然は、長い時間をかけて北海道を代表する漁場を育んだ。特にえびは品質も鮮度も抜群で全国的にも有名。甘えびをはじめ、ぼたんえび、しまえびなどのえび籠漁が盛んに行われている。そのえびを求めて、白波が立つ初冬の増毛港を訪ねた。

増毛

早朝の港に、漁船の灯りが揺らめく。

午前4時30分、まだ夜が明けない漆黒の時間。港に停まる漁船が1隻、また1隻と熱を帯びていく。前夜のうちに港に帰ってきた船に再び漁師たちが集まり、えびの水揚げ作業が始まったのだ。
ここ増毛町は、北海道の北西部に位置する人口5千人ほどの港町。その歴史は古く、江戸時代後期からすでに鰊漁で栄え、明治から昭和初期にかけて最盛期を迎えた。現在ではたこやえび漁が主流となり、特に甘えびやぼたんえびは日本有数の漁獲高を誇る。

えびの漁場は、増毛港から3時間ほど進んだ留萌沖約100kmにある「武蔵堆(むさしたい)」。プランクトンが豊富で、日本海北部で最大にして最高といわれる、北海道でも有数の好漁場だ。えび籠を引き上げてすぐ、甘えびは沖で分けられており、未明の船上ではぼたんえびが次々と選別されていく。普段であればこの後に折り返しでまた沖に出るそうだが、この日は悪天候のため休み。漁師たちは「いつもより余裕があるよ」と笑う。それでも、何籠ものえびを手際よく選り分けていく、淡々として鮮やかな動きは、底冷えする寒さを忘れて見入ってしまうほどだ。

一にも二にも鮮度。早く、旨いえびを届けるために。

船の傍らで作業を見守っていると、ゴソゴソと音が聞こえた。何かと辺りを見回すと、選別を終えて積み上げられた籠の中からである。えびがまだ活発に動いているのだ。増毛のえびは沖から港まで船の水槽で活きたまま運ばれるのだという。足が早く、鮮度が味を大きく左右してしまうえびにとって、いかに素早く運び、選別できるかは大事なポイントであり、それこそが北海道を代表するえびの産地たるゆえんである。籠いっぱいのえびが船の灯りに照らされ、朱く透き通って美しい。

漁師の間では、船上で味わうコリコリとした歯ごたえこそ最高といわれるようだが、一晩おいて、とろりと甘みの増したえびもまたおすすめだそう。作業が一段落したころ、あらためて増毛のえびの美味しさについてその秘密を尋ねると、「えびがもともと旨いからな」。それに続いて、「増毛では、その旨いえびを活きたまま持ってくるんだ」という答えが返ってきた。その言葉に、増毛のえび漁への深い誇りがにじんでいた。

増毛のえびを堪能するのであれば、やはり刺身が一番。口の中に何ともいえない甘みが広がる。甘えびより大ぶりなぼたんえびは、天ぷらにもおすすめ。

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